艇庫ブログ

皆さんご無沙汰しております。三年目漕手の多賀晃也です。

無事日本に帰国し、チームに合流して練習しております。

 

 

ニュージーランドでの生活は本当に刺激的でした。

片側1車線の道路を110km/hでかっ飛ばす女の子、乗艇中にジャンプしてくるイルカ、艇のボルトは全て10番、リギングはリガ―を付けることだけで細かいことは水上のみ。女子が普通に2-や8+に乗り、日没は2130、空には満天の星空と南十字星(前回も書きました)、公園では子供たちが草クリケットに夢中で、みんな犬を飼ってます。日本人がちょっと土地があれば田んぼを作るように、NZではとりあえず羊を放しています。

 

 

前回、僕のニュージーランドでのボートと時々英語に奮闘する日々の様子をお伝えしたのですが、なぜか消えてしまいました(_)

きっと僕が追いコンに行けなかったので、元女子部主将井上さんがスねて消しちゃったんでしょうね!

 

オーネタさんが「井上さん、多賀が来ないから追いコン行かないって言ってるよ( ̄▽ ̄)」と言っていたので間違いないです。

 

しかし!

消えちゃったらまた書けばよいのです!

 

 

というわけで、前回読んだ人もそうでない人も面白いと思えるようなブログを書きます!

ご期待ください!

 

 

1/7()

成田発。機内の英語の案内が全く聞き取れない。そして頑張って機内食のサービスに「これが良いです!」とか言ってたのに上手く伝わらず、オレだけデザートのサービスがスルーされる。文句を言いたいが英語が出てこない。悔しい。帰る時は必ずデザートをゲットすると胸に誓い、翌日1/8にニュージーランドの土を踏む。

 

 

1/9(月)

朝:監督のグレンさんに連れられ朝6時に艇庫に着く。(どうせ下手な英語なんだから大きな声で思い切って挨拶しよう)と思い、チームメイトに”Nice to meet you!”と言ってみる。

眠たそうに返事が返ってきて(外国人が全員いつもテンション高いわけじゃない)と気付く。

早稲田の女子が全種目で優勝した時の副将榊原さんに英語であいさつする。

(ああ、日本語を話す機会は0だな)と悟る。

 

そして乗艇。COXのコールは○○,now!!”now!しかわからない。

ストサイ抵抗は”Check it on stroke-side”、バウサイチャボは”Touch it on bow-side”ということだけは理解した。

クルーの艇上での話合いも何言ってるのかわからない。

大変な所に来てしまったと思う。

 

リズムはフィニッシュで一回止まる感じで、キャッチが鋭い。

ボディーワークで「胸を上げろ(Chest up !)」と言われる。フィニシュもあまり開かない。

⇒胸を開くことで空気を大きく吸えるという理由

⇒フィニッシュで下腹部に力を込めて胸を張ることで力強いフィニッシュができるという理由

※参考映像と画像

最後に脚で押し込むというよりは強い姿勢のまま同じ水を持ってくるイメージだと思います。

 

 

昼:学校に行く。駿台予備学校で学んだ受験英語テクニックがさく裂し、テストを受けて上から2番目のクラスになってしまう。

駿台予備学校の受験テクニックが世界に通用することを証明する(なお大学受験では第一志望を無事に譲りました)

 

16歳でパイロットになるためにこれから1年間留学するという女の子と知り合う。

日本だと身長の制限に引っかかるが海外だとそれがないかららしい。自分が高校生の時にここまで自分の夢のために行動できただろうかと考え、心から凄いなと思う。

なお、ここまで全て英語。「てかオレ、7個下の女子高生より英語が喋れないのか!?」と焦る。

 

 

1/9(火)

上のクラスの長期留学生たちに囲まれ、授業で全く喋れない。

日本の英語教育の悪い所を全面的に受け止める。

 

 

 

1/12(木)

ウエイトに行く。女子が普通にウエイトしている。ボート部じゃない人が普通にベンローしている。

ある女子選手に「2000mエルゴはどのくらいなの?」と聞くと

7’19だよ」と言われる。

「日本だとめちゃくちゃ速いよ」と言うと

「でもHaruna(榊原さん)は6’49くらいだよ」と言われて思わず笑ってしまう。

 

 

 

1/13()

日本にいる喜多から何故か堂谷コーチの成人式の着物姿の画像が送られてきて激しく動揺する。

 

 

 

1/14(土)

直前まで全く聞かされてなかったが、どうやらレースに出るらしい!

720に4+で発艇し、「もう帰るの?」と聞くと

「いや、この後830から4×で発艇して、午後は8+だよ」と言われ、ちょっと何言ってるのかわからなくなる。他にも4+と8+の準決勝もあり、合計で5レースする予定らしかったが、強風のため3レースしかしなかった。

「日本では11レースが普通で、めったに2レース以上しないよ」と言うと

「それってつまらなくない?」と言われ、ボートへの考え方の違いを感じる。

そして、今まで見てきたどのコースよりも水がキレイ。

※参考画像

 

 

1/17(火)

W4X+が初めて見るドリルをしていた

:整調と二番がストサイだけ、三番とバウがバウサイだけで何本か漕ぐ⇒逆の手で片手漕ぎ⇒全員両手で漕ぐ。

目的は、バランスの改善らしい。

 

 

 

1/19(木)

強風のため朝練がエルゴに。

4000M×2(rate free

隣のHaydens/m40で入り、「これがNZか!」と思いついていくが結局1000M前にs/m30前後に落ち着く。

なお、Haydenは途中で腰が痛いと言って消えていった。

 

練習後、コーチに“Have you fun? “と聞かれ、(エルゴが楽しかったかって???)と困惑したが、NZでは「ボートの練習は単純に楽しいもの」という認識なんだと知った。

 

 

 

1/21(土)

川で午前と昼に2モーション。事前にコーチから「BBQするから用意してくるように!」とかなんとか言われていて、てっきり2モーション終わったらするのかと思ってたら練習と練習の合間に鉄板を熱し始めた。栄養的に良いとは正直言えなさそうだけど、日本じゃ思いつかない発想だと思った。

 

 

 

1/24(火)

朝:4−に乗る。整調のJames

”Stop your fuking finish !!!”

とキレられる。

晩:そんなJamesと2X

「風吹け」と思うもべスコン。

開き直って乗ってみると、何故かフィニシュが合って艇が滑っていく。良い感じ。

メニュー後艇上で”You are a nice sculler!”とハイタッチ!

言葉がいまいち通じなくても2xが一つの艇になって進むことに感動した。

 

 

 

前半は以上です。

前半に感じたこととして、日本よりも余裕を持って練習しているなと思いました。(単純に漕ぐ距離が違うからかもしれませんが)

練習前に(ああ今から苦しい練習が始まるのか。。。)という重い雰囲気はなく、普通に岸を蹴っていきます。

 

練習の内容が良ければ"Good job!"と声をかけあい、悪ければ"fu○king!"と言われます。

感情表現良くも悪くも日本人より豊かで、新鮮でした。

 

日常ではお店に1人で行くのも緊張したし、知らない人に道を尋ねられるだけでドギマギして、小学生に戻ったみたいでした。

むしろ、言葉が喋れないので幼児に近かったかもしれません笑

でも、語学学校では喋れなくても元気よく、愛想よくしていれば印象が良いんだと、体育会系人材は社会に必要なんだと思いました笑笑

 

前半はここで一旦閉じようと思います。

後半は、元日大の選手や現役の慶応の選手とボートに乗って感じたことを中心に書こうと思います。

 

ぜひ後半もご覧ください!!!

 

 



2017/02/17 (金) 20:21 | -
trackbacks(0) | comments(2)
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この記事へのコメント

なかなか、良い表現で現地の様子が伝わってきます
後半も期待しています
頑張ってください
Glenさんにもよろしく伝えください


2017/02/17 22:17 | steve

>Steve さん
日本語がお上手ですね。
近日中に後半も投稿しますので、期待していてください。

2017/02/19 11:24 | 多賀

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